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枕の歴史について|実は奥深い枕の世界を知ろう

      2016/01/11

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枕を当たり前のように使う現代。

しかし枕を使い始めたのはいつくらいだったのでしょうか。最初に使用されたのはいつだったのか、気になるところでしょう。

今回は枕の歴史について説明したいと思います。

枕の歴史

最も古い枕の痕跡と言われているものは、1924年に南アフリカで発見されたアウストラロピテクスの頭蓋骨の下に、砕かれた石が敷かれているものです。

ただし、これは祭祀的な意味合いで使われていた可能性を否定できないところです。古代エジプトの王墓の埋葬品の中に、すでに枕が発見されていますので、少なくとも3千年以上前には枕が存在していたことがわかります。

3千年以上も前とは予想外ですね。

日本で現在のような平枕が使われるようになったのは、明治から昭和初期にかけてです。それまでは円筒形の布にそば殻やもみ殻を入れた”くくり枕”が主流でした。江戸時代は、くくり枕を乗せた箱枕が使われていました。これらは、頭ではなく首にするものでした。キレイに整えた髷や日本髪を崩さないようにすることが重要視されていたのです。

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時代劇とかで見たことがある人もいるでしょう。

ここからはちょっと余談です。

人は立っている時、頸椎は穏やかなカーブを描いていますが、睡眠時にも頸椎カーブを保つのが枕の大きな役目なのです。枕が高過ぎても、低過ぎても頸椎に負担がかかり安眠できないことがあります。首は、神経や血管が集中している大切な部位なので、正しい姿勢で首を休めてあげることは非常に大切なことなのです。

枕カバーは、枕カバーの装着方法によって、ファスナー式と封筒式に使用が分かれます。ファスナー式は、枕のサイズよりも縦横ともに2~3cm余裕を持たせた長さが、枕カバー本体の寸法となります。

封筒式の場合は、縦のサイズは枕のサイズより2~3cm余裕をもたせた長さ、横のサイズは余った部分を内側に織り込めるように、枕のサイズより20cmくらい余裕を持たせた長さが枕カバー本体の寸法です。
また、フリルが付いているタイプの枕カバーのことを額縁式と言います。

枕カバーに使われる生地の一つとしてリネンがあります。

リネンは麻の一種ですが、リネン100%のものは、滑らかで肌触りがよく、上質とされています。

こちらのリネンは、古代エジプトの時代から聖なるもの、純潔の象徴とされ、ギリシャローマ時代には貴婦人たちにも愛用されてきました。

日本では、明治以降に亜麻が栽培されるようになりました。

中性には一部の上流階級から次第に、庶民の生活にもリネンが使われるようになり、リネンの枕カバーやベッドカバーに豪華な刺繍を施し花嫁道具の一つとして準備する習慣がありました。

枕の歴史は奥深くていろいろありますね。

ちなみに現在では花嫁道具などでは当然なく、ネットでも量販店のような場所で購入が可能となりました。歴史の移り変わりを感じるひとつの材料ですね。

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